のろけ注意
きのう、テレビを見ていたら「元気になるために泣く人」の特集をやっていた。
詳しいことは忘れたけど、「涙を流すことでストレスは軽減し、幸せな気持ちになるから、いっぱい号泣して幸せになろう!」みたいな番組だった(適当ですまん)。
でも、一緒に見ていたダンナは「泣くことでなんでスッキリするのかわからない、わざわざ泣ける映画や本を用意する気持ちもわからない」と言った。
私が「えー、なんでわからないのー? 大声出すとスッキリするし、悲しい場面見ると、自分はこんな不幸じゃなくて良かった、幸せで良かった、って安心したりするじゃん」と言ったら、軽蔑するような顔をして「他人の不幸は蜜の味ってこと?」と言った。
そ、そう言われるとひどいやつみたいだけど~~「で、でも、そういうもんでしょ? 人を哀れんで泣くっていうのは、多少なりとも『他人に同情することで優越感を得る』部分があると思う」と言うと、「人を哀れむっていうのは、その人の気持ちになって泣くことじゃないの? 俺は、泣くのはつらいから、できれば泣きたくないよ」と言っていた。
そういえばこの人は、かなり簡単に泣くので、「よく泣く男だなー」と常々思っていたが、泣くポイントが変わっていて、お涙ちょうだいドラマよりも、ニュースとかを見て泣く。
「泣ける映画として有名な某作品」なんかは大嫌いだそうだ。なぜなら、「観客を泣かせるために、そのためだけに子供を殺す。効果的に悲しませるために、わざわざ子供をいじらしいいい子にしたてあげる。そんな演出をすることが許せない」そうだ。
私がびっくりしたのは、某乳製品のメーカーが叩かれていた時の特番。販売店をやっているおじいさんが「どこからも配達を止められてね、こっちは謝るしかないですよ」というインタビューを受けていたところで、ぼろぼろ泣いていた。
「え、なんで泣いてるの?」と聞くと、「だって、このおじいさんは何も悪くないのに・・・一生懸命配達して、毎日がんばって働いていたのに、バカな代表のせいでこんな目にあってるんだ、悲しい、くやしい」と泣いていたのである。
「そうだ、この人は、自分のためじゃなくて、人のために泣ける人なんだ」と思って、「魂がきれいなんだろうな」と尊敬した。
でも「いくら魂がきれいでも、おしっこしたあと手を洗わないから物理的には汚い奴」と思ってしまう私の魂は汚れています。
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